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イエスは貧しかったの?©
Pastor John Stemmons, Amazing Grace Church, Fujisawa, Japan, 042408

キリスト教において、お金や繁栄は二次的な問題です。ではあっても重要だから、神はアブラハムの誓約の一部として下さいました。 
申命記 28:4 あなたの身から生まれる者も、地の産物も、家畜の産むもの、群れのうちの子牛も、群れのうちの雌羊も祝福される。

富について、伝統的な教えに頼るのではなく、神が何とおっしゃられているかを学ぶ必要があります。 神は私たちにお金を持っていて欲しい... ただ私たちがお金に左右されるようになってほしくないだけです。
人によっては、“神が私たちが貧困で謙遜であっることを望んでいる”と、まるで貧困と謙遜が相伴っているかのように思っています。 何とひどい固定観念でしょう!金持ちは全員プライドが高く、貧困者は全員謙遜である? 勿論そんなはずありません! 実際貧困であって高慢な人はたくさんいるし、金持ちでも謙遜な人もたくさんいます。

マタイ 8:20. すると、イエスは彼に言われた。「狐には穴があり、空の鳥には巣があるが、人の子には枕する所もありません。」
読んでわかるように、ここでの問題はイエスがお金を持っていたかどうかではなく、 常に移動しておられたイエスのライフスタイルについてです。ガリラヤ湖では枕に頭を乗せて寝ていました。
マルコ 4: 38. ところがイエスだけは、とものほうで、枕をして眠っておられた。弟子たちはイエスを起こして言った。「先生。私たちがおぼれて死にそうでも、何とも思われないのですか。」

もちろん、船は我が家ではありません。
イエスは住まいを持っておられた、しかしこの件について深く知ることはできません。イエスが何処に住まわれているのかヨハネの二人の弟子が尋ねています。イエスは彼らをご自分の住まいに連れて行き、彼らはそこで一晩すごしています。
ヨハネ 1: 37 ふたりの弟子は、彼がそう言うのを聞いて、イエスについて行った。
38 イエスは振り向いて、彼らがついて来るのを見て、言われた。「あなたがたは何を求めているのですか。」彼らは言った。「ラビ(訳して言えば、先生)。今どこにお住まい(欽定訳)ですか」
39 イエスは彼らに言われた。「来なさい。そうすればわかります。」そこで、彼らはついて行って、イエスの住まわれて(欽定訳)おられる所を知った。そして、その日彼らはイエスといっしょにいた。時は十時ごろであった。


古着のために賭けする者はいませんが、高価なスーツ又は縫い目のない上着なら話は別かもしれません。 当時縫い目のない上着は、今の"高価なスーツ"にあたるものでした。
ヨハネ福 19: 23. さて、兵士たちは、イエスを十字架につけると、イエスの着物を取り、ひとりの兵士に一つずつあたるよう四分した。また下着をも取ったが、それは上から全部一つに織った、縫い目なしのものであった。
24. そこで彼らは互いに言った。「それは裂かないで、だれの物になるか、くじを引こう。」それは、「彼らはわたしの着物を分け合い、わたしの下着のためにくじを引いた。」という聖書が成就するためであった。


イエスは税金も納めました。それにはお金も必要です。 お金がなければ税金は払う必要もありません。
マタイ 17: 24. また、彼らがカペナウムに来たとき、宮の納入金を集める人たちが、ペテロのところに来て言った。「あなたがたの先生は、宮の納入金を納めないのですか。」
25. 彼は「納めます。」と言って、家にはいると、先にイエスのほうからこう言い出された。「シモン。どう思いますか。世の王たちはだれから税や貢を取り立てますか。自分の子どもたちからですか、それともほかの人たちからですか。」
26. ペテロが「ほかの人たちからです。」と言うと、イエスは言われた。「では、子どもたちにはその義務がないのです。
27. しかし、彼らにつまずきを与えないために、湖に行って釣りをして、最初に釣れた魚を取りなさい。その口をあけるとスタテル一枚が見つかるから、それを取って、わたしとあなたとの分として納めなさい。」


私たちは裸で生まれてきました...私たちが持っているものはすべて神から来たものです。死ぬ時も何も持っていくことはできません。では神は何を私たちに教えようとしているのでしょう?
箴言 23:4a. 富を得ようと苦労してはならない。
箴言 28:20b...しかし富を得ようとあせる者は罰を免れない。
箴言 28: 22. 貪欲な人は財産を得ようとあせり、欠乏が自分に来るのを知らない。
第1 テモテ 6:9. 金持ちになりたがる人たちは、誘惑とわなと、また人を滅びと破滅に投げ入れる、愚かで、有害な多くの欲とに陥ります。
10. 金銭を愛することが、あらゆる悪の根だからです。ある人たちは、金を追い求めたために、信仰から迷い出て、非常な苦痛をもって自分を刺し通しました。


第2 コリント 8:9は、他のみことばとの矛盾ではありません。神は私たちが富んでいてほしいと言っていますが、 私たちが"金持ちになりたがる"ことをお望みにならないのです。神が言われるのは、「あなたがわたしの仕事をするなら、わたしはあなたのことを引き受けるよ」ということであって、これは誓約の交換とも一致しているのです。
第2 コリント 8:9 あなたがたは、私たちの主イエス・キリストの恵みを知っています。すなわち、主は富んでおられたのに、あなたがたのために貧しくなられました。それは、あなたがたが、キリストの貧しさによって富む者となるためです。

貧困にある人々は自分のことすら助けることができない。まして他人どころではありません。お金を持っている人は、持たない人を助けられます。これこそ神の管理方法です。 神は、金銭的に信頼できるご自身の民を通して、ご自分の請求書をご自身で支払われます。
特に12節は面白いと思うので、注意して読んでください。 イエスにサンドイッチでも恵みますか?
詩篇50:
9. わたしは、あなたの家から、若い雄牛を取り上げはしない。あなたの囲いから、雄やぎをも。
10. 森のすべての獣は、わたしのもの、千の丘の家畜らも。
11. わたしは、山の鳥も残らず知っている。野に群がるものもわたしのものだ。
12. わたしはたとい飢えても、あなたに告げない。世界とそれに満ちるものはわたしのものだから。

神があなたからお金を取ろうとしていると信じさせるのは伝統だけによるのです。そんなことは聖書では一切教えていません。神が求めるのはあなたの心です! もしあなたが持ち家に住んでいるなら、多分世界中の富んでいる者の上位 5-10%に入っていることでしょう。もし上位 10%に入っているなら、あなたはリッチであるとほとんどの人が同意するでしょう。

イエスが地上におられた時、どこからお金が来たのでしょう? 自分の財産をもって彼に仕える者たちからです。
ルカ 8: 1. その後、イエスは、神の国を説き、その福音を宣べ伝えながら、町や村を次から次に旅をしておられた。十二弟子もお供をした。
2. また、悪霊や病気を直していただいた女たち、すなわち、七つの悪霊を追い出していただいたマグダラの女と呼ばれるマリヤ、
3. ヘロデの執事クーザの妻ヨハンナ、スザンナ、そのほか自分の財産をもって彼らに仕えている大ぜいの女たちもいっしょであった。


.繁栄は、実際、貧困であるよりも更に大きな "テスト" です。考えてみてください。 神があなたのお金を狙っているなんで、伝統的な教えがあなたに信じさせるものです。聖書はそんなことを教えていません。 神はあなたの心が欲しいのです。 アブラハムの(血の)誓約で、神は繁栄も約束しています。聖書も一貫してその証拠を示しています。

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