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旅行第五日目
9月 25日
花小清水 - 斜里 - 野付半島 - 根室&納沙布岬(紫のライン)

朝早く明るくなるから自然に早起きになります。5時に目が覚めました。 雲が多くお天気が怪しそうですが, オホーツク海岸沿いにいるんだから日の出を逃してはいけないと, カメラを持って海岸に行ってみることにしました。駐車場と海岸の間に高い壁があって, 遠回りしないと海に出られないようになっています。

仕方なく示された通りに歩いていくと, こんなに可愛い駅を見つけました。夕べ一両仕立ての電車を見たけど, こんなに近くに駅があるのは解りませんでした。.
A tiny train station
駅の向こうは原生花園となっていて, 歩道が設けてありました。色んな野草が見られました。そしてきれいな日の出です。浜辺までおりて貝殻を拾いました。ヒトデがたくさん打ち上げられていました。ここは網走国定公園だそうです。
Sunrise at Okhotsk beach
斜里の町まで行って, 2年前に泊まったところで温泉に入りました。“グリーン温泉”だったかな。2年前に泊まった時に, かなりの人が朝風呂に来ているのを覚えていたので, 記憶をたよりに行きました。藤沢の銭湯より全然安い!
ここからしばらくは山の中を走りました。小雨が降ってちょっと暗い感じだったけど, 景色はこんなにきれいです。
White birch trees 山道を終え, 海岸線に出るとまもなくサーモン館というサインが見えたので行ってみました。中には入りませんでしたが、すぐそばの川で鮭が川登りするのが見られると書いてあったので行ってみました。橋から見ると百匹以上の鮭が堰が開くのを待っていました。感動です! 本当に川を登るんですね。 中には死んでころがっているのもみえました。 からすの餌になってしまうようです。カメラを持っていなかったのが惜しまれます。
野付半島は面白そうなので, ゆっくり味わうことにしました。
Lighthouse with abandoned boat

野付半島は幅が狭くて, 道を走っていると両側に海が見えます。 関係者以外は車で先端まで行くことは出来ません。 通行禁止のサインの所に車を止め, 浜辺で貝を拾ったり, 野付灯台まで行ったり, 可愛い野の花を見て歩いたりしました。野付半島の写真を楽しんでください。
Bluebell Japanese Cranes
A fishing village The attack of starfish


野付半島を出ると間もなく展望台があって, 北方領土が見えるようです。 この日は天気が悪かったので半島を越えて向こうは見えませんでした。この辺では北方領土返還を求めるポスターやサインをよく見ます。 日本の世論が高まれば北方領土が返ってくる, となっているのもありました。焦点が完全にはぐらかされてます。 人の領地をくすねて平気な顔をしている国相手に誠意ある交渉を期待しても…50年たって結果は明らかです。

根室を越え納沙布岬まで行きました。本土最東端だそうです。 これで最北端と最東端に行ったので, できたら最南端と最西端にも行ってみたいねとJohnと話しました。この辺は標識にロシア語が書かれていました。, ,
Give us back our islands
Russian Street sign
納沙布岬に着いて, 大きな灯台だと思ったのは“平和の塔”だそうです。この他北方領土の掛け橋とかいう大きなオブジェもありました。 ここから一番近い北方領土, 貝殻島までは4Km弱だそうです。
Peace Tower at Nemuro Peninsula 本土最東端の地となっていました。 まだ5時をちょっと過ぎたばかりなのにこの暗さです。 真冬みたいに早く日が落ちます。 この後根室に戻って夕飯を食べようとしましたが, 何も見つかりません。 ガソリンスタンドで尋ねると, 根室にはファミリーレストランはないとのことでした。 でも回転寿司が見つかったので, そこで食べました。 美味しかったです。 道の駅へ戻って寝ましたが, 私たちより前に2台ほど車が止まっていて, 既に寝ている様子でした。これで車中泊三日目です。
The most Eastern point

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